三味線 張替&修理

三味線の張替


↑ 当店は手張りです by 仁木武志

張替価格

津軽表犬並:税込32,400円
津軽表犬上:税込37,800円
津軽裏
など

※黄ばみの強い皮や傷の補修跡がある場合がありますのでご了承ください。
※合成皮は機械張りです。
※消費税8%を含む金額です。消費税変動で金額も変わります。
※新品の胴の場合、胴造り代として別途5,400円かかります。
※合成皮からの張替する場合、はがし加工代として別途3,500円かかります。
※胴組み直しが必要な場合があります、簡便な方法の場合は5400円、しっかりした方法の場合は13,000円別途かかります。

※犬皮について


犬皮はこのような黄ばみの残ったものとなる場合が多くなってきています。また、裏皮には傷の補修跡がある場合がほとんどですのでご了承お願いします。


※カンガルー皮について

津軽三味線にカンガルーの皮を張ってみました、2016年中に製品化予定、ワシントン条約に含まれない駆除対象のものを使用、厚めにこだわらなくていいかもしれない、駒や糸でずいぶん音色変わる、特に丸三いいかもしれない


※胴皮が破けた状態での保管方法

↑ 左:皮が破けてそのままの状態 右:ハサミを入れた状態

上記右の画像のように破けた皮をハサミで切ってください。
皮全体を剥がしてしまったり、大きい画像のような状態でそのままにしておくと胴がばらけてしまいます。

三味線の修理

当店にお持ちいただいて大まかな金額でよろしければクイック診断&見積りを無料にていたします(正確正式な見積もり金額は多少の金額の前後は気にしないで修理をされるとお決めいただいた場合のみ出します)。
  • オークション購入品
  • 友人や親戚から譲り受けたもの
  • 他店購入品
  • 他店で修理したけど上手に修理されていない
  • 新品のときはと較べて勘所の位置が変化した
  • 三味線の音をもっと良くしたい
  • ある勘所(つぼ)で音が止まってしまう。
  • なんか糸張りが高くて、特に下の勘所が押えづらい
  • 3の絃だけ音が悪い
  • 触りがつきづらい
等理由は問わず、診断いたします。

以下に様々な修理例をまとめてみましたので、当店に来れない方は参考にしてみてください。

注:当店で修理などでお預かり中の皮の破れ(パンク)の責任は負えませんのでご理解お願いします。

天神修理

 天神欠け

三味線 天神欠け 修理
↑ 天神欠け修理のBefore&After

もし、欠片がある場合は無くさないようにしましょう〜 かけらがある場合には修理箇所が分からないくらいキレイに仕上がりますし、修理代金も欠片が無い場合と比較して3割くらい安くあがります。

また、欠片が無い場合でも当店ではかなりキレイに復元いたします。上の画像のようにかなり綺麗にしあげることができます。基本的に削って天神を小さくするような修理方法はいたしませんが、破損状況では少し天神を削るなどバランスを取るよううまく修理いたします。

※ご自身で接着剤などを使用した後で修理依頼されました場合はボンド跡など残ってしまい、完璧な綺麗さには仕上がらない場合がありますのでご了承ください。
  • 欠片がある場合:8,000〜10,000円 税別
  • 欠片無い場合:12,000〜15,000円税別

天神取り付け直し

三味線 天神ハズレ
天神 取付直し 三味線
ビフォアー(左):天神がハズレている状態 アフター(右):天神取付直し終了

天神がハズレていても気づかない場合が結構あったりします。東サワリ付きの三味線の場合は抜いて、また取り付けてってことでちょっと修理に手間がかかります。
  • 天神取付直し(さわり無し):税込8,000円
  • 天神取り付け直し(細棹中棹):税込12,500円
  • 天神取り付け直し(津軽三味線):税込14,500円

天神交換

天神交換
 ↑ 糸巻きの金具(福林)と上駒は磨きなおして再利用してます。ついでに東さわりを新品に交換してます。

何かの拍子に倒して天神の糸倉部分の破損事故ってのは結構多いです。 特に糸倉近辺は薄く加工されているうえ、糸を張ったりして非常に高い負荷のかかる箇所ですので、上記画像のようにここらあたりを折ってしまった場合は天神部分丸ごと交換修理したほうが安心です。

 糸巻金具(福林)や上駒、東さわりは基本的に再利用いたしますが、糸巻きだけは再利用できない場合がありますのでご了承ください(新品取り付け分加算されます)。また、棹に併せた材質を選別をご希望の場合の価格は別途見積もりいたします。
  • 細棹:税込で約15万円~
  • 津軽:税込で約18万円~

糸巻き修理

糸巻金具(福林)取り付け直し

福林 取り付け直し糸巻き 交換
↑ 糸巻金具(福林)がはずれて、しかも糸巻きが折れてしまっているケース、左がビフォー、右がアフター

年数の経った三味線に多いのがこの糸巻金具(我々は福林って呼んでます)がとれてしまうこと。
また、不出来な三味線(作りの悪い三味線)や花梨など安価な三味線でも多く見かけられます。

  • 糸巻金具取付直し(糸巻調整含む):税込5,400~8,700円

糸倉にヒビが入って外れる場合もあったり、糸巻金具の変形、上記画像のように糸巻きが折れていたりすると、また別途お金がかかってくる場合がありますのでご了承ください。


糸巻金具(福林)交換



糸巻の金具は糸巻同様に消耗品です、摩耗していきますので時期をみて交換をおすすめします。
サイズ:長唄、太口、民謡、義太夫
材質:銅、合金、GP、9K、18K、22K、24K

糸巻調整

糸巻きがもどりやすい、しまらない場合は調整が必要になります。もしかしたら糸巻きにヒビが入っていたり金具が取れかかっている場合もありますのでよくよく見ましょう。


糸巻きの交換


糸巻き調整を何度かしていくうちに、調整だけではもうダメで糸巻きそのものを交換したほうが良い時期がやってきます。残念ながら糸巻きは糸ほどの頻度ではありませんが消耗品なんですよね。糸巻きには相当な負荷がかかっていますので使用頻度にもよりますがやはり数年で交換が必要な場合もあります。

津軽三味線の場合ですと趣向を凝らしたデザイン性の高い糸巻きがいろいろありますので、ファッションの1つとして交換される方も多いですね。

で、糸巻きを折られる方も実際に多くいらっしゃってですね、
通常、糸巻きは3本1組なので、折ったりして1本だけ交換したい場合でも3本交換ってなってしまうのですが、ポピュラーな型とサイズでしたら1本だけ交換ってのも可能です。

黒檀素六8分5厘、黒檀素六8分、面取太口などでしたら半端でもOKです。他のサイズはもしかしたらあるかもしれないのでお問い合わせください。

上駒の修理

上駒の取付直しや交換

上駒交換 GP
上駒(かみごま)とは棹の一番上で糸を乗せている金具のことであまり大きい部品ではないので目立ちませんがその影響はなかなか大きくけっこう困ったりするところです。
  • 長年使用していると摩耗して角が立ってきて絃が切れやすくなります
  • 長年使用していると接着部分が浮いてきて音色がビンづくなどの影響を与えます
  • 長年使用した上駒の場合は取り外しの際、破損や曲がりが起きやすいので取付直しでなく交換修理となります
  • 長唄用(L型)の合金製ですと税別1,000円
  • 長唄用(一文字型)の合金製ですと税別3,000円
  • 東さわり用のGP製:ですと税別4,000円です
  • 東サワリ用の9K製ですと税別8,000円くらいです※時価
  • そのほか18K、22K、24K製は時価で注文製作となります

東サワリの修理

東さわり取付け(交換)

東サワリ交換 小 角型
銀色の東サワリの場合はネジなどのパーツが入手できないため東サワリ丸ごと交換という修理になってしまいます。
  • 東サワリ交換もしくは取付(角型)は税込26,000円
  • 特大サイズの場合は税込29,000円
  • 状況次第では併せて上駒交換となる場合もあります

サワリ駒交換

↑ サワリの山(サワリ駒)を象牙に交換
  • 紅木の場合:税別5000円
  • 象牙の場合:税別8000円
※象牙は紅木と違って湿気や乾燥などの影響を受け易く、膨張や収縮してしまうのでお勧めしておりません。が、強いご希望にはお応えしています。

左きき用にカスタマイズ

どちら側にも1の糸を掛けることができるようにしたダブル東サワリスタイル
  • 簡便に左きき用にするには東サワリの位置を入れ替え、かつ上駒も逆向きにして付け直します。
  • 糸巻き金具も付け直せばなおのこと良いです。
  • 予算に余裕があるのでしたら天神を丸ごと交換して東サワリの位置を入れ替えをお勧めします
  • 詳しくはお預かり後となります。

棹の修理や加工

かんべり(上場通し)修理

三味線 かんべり before三味線 かんべり after
↑ かんべり修理のビフォー(左)&アフター(右)※艶出し処理あり

かんべり(上場通し)修理は棹面を整える精密作業です。
  • かんべり修理※艶出し処理含まず:細棹中棹(税別15,000円)、津軽太棹(税別18,000円)※とりあえず勘所の減りが気になる方向けの修理です、音色にこだわる方にはおすすめ致しません。また、この場合は下記の端調
  • かんべり修理※艶出加工有り:細棹中棹(税別20,000円)、太棹津軽(税別24,000円)※下記の端調整と併せての修理をお勧めします。
  • かんべり修理※下ツボが良く鳴る特殊加工※艶出し処理有り:津軽のみ(税別30,000円)※この特殊なかんべり修理は下記の端調整と併せてやらないと効果は期待できません、端調整含め税別45,000円くらい)
※当店の「艶出し処理」は一般的な油仕上げよりも非常にきれいに仕上がります。
※漆仕上げの場合は1度塗りで税別10,000円です。2度塗りで税別15,000円です。ただし、納期は1~2ヵ月みてください。
※花梨製の場合は上記価格よりマイナス5,000円となります、また、色入れる場合はプラス5,000円です。
※ホゾにヒビや割れ、緩み、隙、目違いがある場合プラス8,000~15,000円です。
※古い三味線ですと上記価格より料金が高くなる場合があります。

端調整(角穴側/丸穴側)

↑ 棹に近いほうが「角穴側」、駒を付けるほうが「丸穴側」

「端(は)」とは棹面に対する胴面の高さ・角度のことをいいます。かんべり修理した際は棹面と胴面の高さ・角度に狂いが生じる場合も多いですのでこの端を調整しなければならなくなります。例えば高橋竹山流(津軽三味線)ですと3分高の駒に合わせて端の調整をします。中子を外した本格的な端調整です。
  • 端調整(角穴側・丸穴側):税別16,000円より
  • 端調整(角穴側のみ):税別11,500円より
  • 端調整(丸穴側のみ):税別10,000円より
※角穴や丸穴に隙間(ガタ)がある場合プラス5,000円くらいです。
※古い三味線や造りの悪い三味線の場合は上記より料金が高くなる場合があります。

棹磨き直し

小キズなどをとって磨き直しをすると新品同様になります、いわゆるオーバーホール。また、漆かぶれになる場合などは磨きなおしすることによって漆を取ることができます。
  • 棹部分(首から下)のみの磨きなおし:50,000円(かんべり代別途)
  • 糸巻き金具をはずしての全体磨き:津軽で75,000円(かんべり代別途)

漆仕上げ

  • 棹の面のみ漆入れ:7350円
  • 糸巻き金具近辺を除く棹全体の漆入れ:11550円
  • 糸巻き金具を外しての棹全体の漆入れ:

棹の角欠け 

綺麗に直すことができます。

棹ヒビ/割れ

継ぎ手部分のヒビ。コレに気づかない方結構多いです。
持ち込まれた棹の内、約40%ぐらいの方がヒビ入ってます。 

ホゾのヒビ修理・割れ修理

ホゾ ヒビ 三味線
ピン留め 修理 三味線
ビフォアー(左):青丸で囲ったところにヒビ有り※以前に入れホゾ修理した箇所が再び開いた為、しかも他店にてストレートに入れホゾしたので開き易くなっていた、ちなみに当店では台形状に入れホゾしてます!

アフター(右):青丸で囲ったところにピン止め加工しています。ストレートの入れホゾなので再度剥がれないようピン留めしました。

このような割れの修理の場合、かんべり(上場通し)+端調整も併せてやることをお勧めします。割れの箇所だけの修理ですと音色が回復しないどころかビンづいたりしてかんべりしているような音になってしまう場合が多いです。



目違い払い

三味線 目違い取り
三味線 磨き直し
ホゾの目違い払いの(左)Before、(右)アフター※磨き直し+漆仕上げ含む

継ぎ手部分を手でなぞってみるとちょっと段差(目違い)があったりしませんか。原因は経年経過でホゾの内部が痩せてきたりとかヒビが入っていたりする場合に起こります。

上記画像の三味線は内部でホゾにヒビが入っていてホゾに隙間が目立つようになり目違いもハッキリ分かる状態でした。
修理代金は原因によります、っというか原因箇所を修理してからってことなので、しかも大抵かんべりや端調整する必要があるのでけっこうかかったりします。ちなみに上記三味線はヒビ修理含め27000円でした〜※当店でかんべりとか端調整とかマメに修理しているのでこの価格で済んでます。

棹曲がり直し


音色への影響は無いのですが曲がりが酷い場合は1や3の糸が演奏中に面からハズレて押さえそこなったりすることがあります。
経年変化による場合やそもそも造りが悪い三味線、棹の性質による場合などの原因があり、原因により見積もり金額は変わります。税別2〜6万くらい加工賃がかかります。 


入れホゾ折れ修理

ホゾ折れ 三味線
三味線 ホゾ 入れなおし
 
↑ ホゾ折れ修理(入れ直し)の(左)beforeで(右) after

ホゾ折れの場合でも当店は繋いで修理はせず、上記画像のように復元修理します。 
価格はホゾ金が入っている場合、ホゾの造りが2本溝の場合などによって異なります。
上記画像の長唄三味線はホゾ金有り、溝がない造りのホゾで2本とも入れホゾした修理代金は税別55000円でした。あと、他の箇所に2−3箇所ヒビ入っていて、合計金額はもっとかかっています。

仮継製作

もしお持ちの三味線の仮継ぎを失くしてしまった場合は新たに製作することもできます。
ホゾの形状によって価格は変わります。税込26,000~34,000円くらいです。


棹を細くする加工

現代の津軽三味線は昔と比べてけっこう細めになってきています。昔は太いほどいいと思われていたようで手が大きい方はいいのでしょうが、実際には使いずらいはずです。細めだとツボを押さえるのが楽になります。友人から昔の津軽三味線をゆずりうけたとか、また近頃、三味線が重くて弾きにくいと感じる時などは棹を細くする加工をおすすめします。 棹も新品同様になります。
  • 棹を細くする加工:100,000~(かんべり・端調整含む)

短棹加工

会派や流派などによっては短棹しか使わない方々も大勢いらっしゃいます。高い音への調弦も楽ちんです。ツボの間隔が狭いので指の動きが少なくて済みます。でもって加工方法が2通りあります。
  • 上棹のみで詰める※天神外して上棹をカットします。継手で分かっていた4や14とかのツボの位置がずれます。
  • ほぞ2カ所で詰める※税別11万以上かかります。今までどおり継手の位置が4と14のツボになります。

ほぞ金入れ加工

綾杉胴なんだけど金ホゾではない三味線~ホゾ金を入れて金ぼそ三味線にアップグレードすることができます。

  • ほぞ金入れ加工:税別8万円~
  • メリット:棹の伝導効率が高くなり音色が良くなると言われています。衝撃に強くなり、万が一の場合でもヒビ割れしにくくなります。

中子取り付け直し


コレは棹の中子(なかご)部分です。突然、絃高が高いなぁなんぞと思ったら大体、中子が外れている事が多いです。棹と太鼓を外したら写真のようになっています。中子が外れるってことは三味線に何らかのショックを与えたかもしくは角穴にガタがある可能性があります。(中子付け直し約6000円~15,000円 他 随時追加していきます。


胴の修理や加工

 

胴付のスキ(棹が胴にしっかりとはまらない)

胴と棹の接合部なのですが、最後まで接合していない状態のまま使用されているのを大会、発表会でびっくりするくらいよく見かけます。音色がぼやけますのでちゃんと最後まで押し込みましょう。あとすぐ太鼓が棹から抜けてしまう、カタカタするような三味線もみかけます。その時には角穴調整や端調整が必要になります。 

胴磨きなおし

いわゆるオーバーホールです、新品同様になります。漆仕上げ

  • りんどう金具をはずしての胴磨きなおし(色入れ・漆仕上げ):28,000円
  • りんどう金具をはずさないでの胴磨きなおし(色入れ・漆仕上げ):24,000円

胴組みなおし

三味線 胴 組み直し
三味線 胴 組み直し

↑ 左上:上記画像のように三味線の胴に隙間ができていると張替ができません~張っている最中に胴がばらけてしまうからです。
↑ 右上:簡便な方法での組み直しです。
  • 胴組みなおし(簡便な方法):税別5,000円
  • 胴組みなおし:税込15,000円

胴金具交換(りんどう金具交換)


左画像(左:Before 右:After)、右画像(経年変化による破損)

津軽三味線の棹の先っぽと胴のについてる金具を「りんどう金具」と言います。古いものは造りが悪くて経年経過による破損があったりします。交換する時は裏の皮を破いて交換する形になります(要見積りですが、津軽三味線の場合 税別25000円 + 表or裏のどちらかの皮張替え代金)。 

替え胴


棹重量と胴重量のバランスが悪いと感じる時、胴にガタが来てるなど。胴部分だけ交換の修理も承っております。
 価格:丸打ち胴の場合 20万円から 子持ち綾杉胴の場合 35万円から 
要見積り サイズ:長唄サイズ、五厘大、1.5分大、二分大、3分大、4分大、5分大、6分大

ちなみに他の三味線にもともとついていた胴を付け替えるってこともできます。
その場合「かんべり修理」も含み大体60,000~65,000円ってところです。
詳しくはお預かりして正式な見積もりを出します。

おまけ

見積書作成

   料金  備考
 見積料+見積書作製  税別15,000円  写真5枚付き




保険などで正確な見積と見積書(写真)が必要な場合は上記価格にてご用意します。