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三味線の保管とばらし方

三味線の保管

三味線にとって湿気&熱気は最大の敵です。以下の事を心がけて保管しましょう。 
  • 三味線の胴皮(天然皮)は梅雨明けに破れやすいです。梅雨時期は空気中の水分が多いため、どう気を付けていても胴皮が湿気を吸ってしまいます。胴皮は湿気を吸って「たるんだような」状態になります。当然、音色も悪くなります、梅雨時期というのは。で、梅雨が明けると気温がグングンあがって暑くなりますよね。このように気温が上がっていくとき、皮の湿気は蒸発しはじめます。すると「たるんだ」状態から胴皮は「ピンと張りつめた」状態に急激に持っていかれます。この急激さについていけず、皮が破れてしまいます。
  • 使用後は棹ふきなどで棹を十分に拭いてください(胴皮は棹ふきで拭かないでください)。また過度の乾燥にもご注意ください。
  • 湿気の多いところや直射日光は避けてください。冷暖房器具の吹き出し口の近くには絶対置かないようご注意ください。
  • 使用しないときは糸巻きを緩め(特に象牙製品)、桐の立箱やケースなどに入れ、風通しの良い場所に保管してください(押し入れなどに入れておくのはやめてください)。

三味線の胴皮の破れ(パンク)を防ぐには


  • 毎日弾く(10分弾くだけでも胴皮の湿気が飛びます)
  • 弾けない場合は和紙の袋から出してあげるだけでも違います。
  • 特に梅雨時は空気中の湿気が多いので和紙袋から出しただけでも胴皮は湿気を吸ってしまいます。でもって翌日、晴れて暑くなった場合は必ず和紙袋から出すもしくは弾くようにしましょう。


三味線のばらし方

1)まず三味線の音緒をはずし、糸巻き部分のところに巻きつけて下さい。

2)裏皮の方をご自分の方に向けて、三味線は通常三つに分かれますので上棹の方の継目を左手で持って(写真右参照)、右手で上から下に継目の部分を叩きます(写真左参照)。


3)叩いていると継目が段々開いてきますので我慢強く叩いて下さい。

 ※継目が段々開いてきますと、外れた時に三味線を落とさないように右手で叩いた後、掴んで下さい。上棹と中棹が外れます。その時に右手でほぞ部分に傷つけないよう真っ直ぐ抜いて下さい(下右写真参照)。  4)こんどは下の方の継ぎ目です。さっきと同じやり方で中棹と下棹を外して下さい。

 ※上棹と比べると下棹の方が少々きついですので我慢強く叩いてみて下さい。

 うまく分解出来ましたでしょうか? ほぞ部分を保護するために必ず仮継ぎをつけましょう。

三味線の組み立て方

まず下棹、中棹の面と面を合わせて(ほぞを傷つけないようにやさしく)真っ直ぐ押し込みます。 
こんどは中棹、上棹もさっきと同様、面と面を合わせて真っ直ぐ押し込みます。
 合わせたら写真右のように上棹を持ってパチンと鳴るまで押し込みます(パチンと鳴らない三味線もあります)。